夏の淀川は生物の宝庫です。毛馬の淀川大堰より下流は海の干満に合わせて海水があがってくる汽水地域です。
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特に近年は大淀、中津の淀川左岸が生態観察は熱いです。つひまぶの2014年11月号にKiyoharu Hamada氏が描いた大淀マップがありますが、そこにもカニの話はでてきます。
カニバブラーはいないですが、子供と水辺で遊ぼうと思ったら目を放した隙に事故になったりと心配なのですが、中津の176号線の十三大橋下は道路は川の堤防でないのにカニが生息してるのでお子様連れでも安心の生態観察ポイントです。
この地点と
こことの間が激熱ポイントです。
道路の横に普通に巣穴があります。それも無数に
上記のポイントを覗きこむと
こいつらはクロイソベンケイガニ(Chiromantes dehaani)ですね。この子らは人にじっくり見られたことがないので逆に少しは逃げますが、覗き込んでも穴にまで逃げたりはしません。じっとしてるとぞろぞろでてきます。
ここにこうやってアップしたら人がいっぱい来て荒らされるってのも嫌ですが、お子さんと一緒に自然観察するには本当に安全でいい場所なので公開します。もしこの記事を見て足を運ばれる方は乱獲など生態系が乱れるような厚意はおやめください。皆さんの良心が頼りです。
名称:十三大橋下のカニの楽園
住所:〒531-0071 大阪府大阪市北区中津7丁目付近
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