漫画マスターキートンの主人公平賀キートン太一はその性格や何があっても落ち着いて冷静に行動するスーパーマンのような人です。
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がそれもそのはず保険会社の調査員で考古学者、日英混血で元SASのサバイバル術の教官というとんでもない経歴の持ち主でしかもそれを決して自慢することなく日本人が好むような「脳ある鷹は爪を隠す」ヒーローなんです。そのキートンの幼少期の回想の会「琥珀色の時間」という話が私はとても好きです。(MASTER KEATON 7巻)
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母の生まれたコンウォールで路線バスに乗ってバスの運転手さんに「某や目がいいんだな。目がいいと人生は楽しい。坊やはきっと人生の達人(マスター オブ ライフ)になれるぞ。」
と言われる。
これはバスの前を走っていたウサギに早く気がついたキートンに言った言葉で「いい目をしているでなく」「目がいい」ということです。視力がいいと人生は楽しいのでしょうか。
確かに目がいいといろんな物が見えるので人生は楽しいかもしれません。このバスの運転手はバスに乗ってる時にはかっこいいが、勤務以外の時は酒場でお客さんにやられるような非力なおっさんです。そんなおっさんにもう一度勇気を与えるキートンとその後誰にも教えたことのない秘密の場所で瑪瑙色の朝の海を見る
その時に運転手が「人生の達人は どんな時も 自分らしく生き、自分色の人生を持つ。俺ももう一度立ち上がろうと思う。自分を哀れんでいる時間はない。」
「あの海の色は瑪瑙色だ。俺達は瑪瑙色の時を共有している。」
って展開に。漫画マスターキートンで一番好きな話です。そして今でも自分は今からでも人生の達人(マスター オブ ライフ)になれるんかといつも自問しています。