京都ではなじみがあるけど大阪ではあまり見かけないものの一つです
京都と大阪と神戸って近いのですが、実は水と油くらい混ざらないのかもしれません。
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その一つに言葉があります。関東の人からしたら同じ関西弁に聞こえるかもしれませんが、関西人からすると話し出すとどの地域の方かわかります。
そんな近くてもそれぞれ独立した文化の3都の中で、京都らしいといったら私は漬物の「すぐき」と「京番茶」を思い出します。
あと「からし豆腐」と「水無月」もかな
小さいころ京都で育って、物心ついてからも京都へよく行っていたので京都のくらしも若干しみついてるので、京都に行くと必ずと言っていいほど、漬物とお茶を買います。
大阪では不人気の京番茶
漬物のすぐきや日野菜もそうですが、京番茶大阪では売ってはいるのですが、まだ食べたり、飲んだりする人にお目にかかってません。たぶんいてはるのでしょうが数は少ないのかもしれません。
大阪では不人気の京番茶
昔サントリーから京番茶と言う名前のお茶が販売されてました。市田ひろみさんが「〇書いて、茶書いて、京番茶」と言わはるCMでした。しかし、私の知ってる京番茶の味ではありませんでした。私の知ってる京番茶とは一保堂のそれである。
京番茶とは
京番茶とは煎番茶とも呼ばれ、まず何が特徴かと言うとスモーキーな臭いである。まるでスコッチウイスキーのようなこのにおい、数年前に朝ドラでマッサンがありましたが、もしかすると京都の旦那衆たちはあの燻製くさいスコッチウイスキーを受け入れやすい要素があったのかもしれません。
値段も安くわざわざ京都の一保堂にお茶を買いに来る人は見向きもしない商品だったと思います。しかし原料は玉露用に日光を遮断した茶畑の葉・枝・茎を摘んで揉まずに乾燥させ、強火で炒って仕上げたものである。
おそらく京番茶を冬に玄関先に撒いたらだれもが枯れ木だと思うでしょう。そんな形である。最大の特徴はこの独特の臭いで、昔職場にもっていって皆にお勧めすると入れ物を開けた時の落ち葉臭ともたばこ臭とも言われる臭いで文句を言われ、できたお茶も同じく独特の匂いなので文句を言われたことが、最近は自分用に飲む以外は人に勧めない。自分にとっては京都の家はこの匂いがいつもしていたし、銀閣寺近くの「草喰なかひがし」でも、食後に出てくるお茶はこの京番茶だったのでやっぱり京都のお茶だろう。
大阪でも南は知らないが北では3つの百貨店で一保堂のお茶を買うことができます。なぜか京都出身の大丸さんが品ぞろえが薄く、売り切れが多い、阪急はそこそこですが、阪神の一保堂が一番安定している。聞いたところ直営店なんだとか、なるほど。
この「京番茶」は梅田では3つの百貨店で取り扱いがあります。興味のある方は買って飲んで見られては?ちなみに私の知り合いで飲んでみたいと言う方は言うていただければ、茶っ葉もって会いに行きます。
まとめ
京番茶は独特な臭いにより万人受けしないが愛好者は多いはず。大阪でも北では3つの百貨店で入手可能。まだ飲んでない方はお為に下記のティーパックタイプをお勧めします。
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