高度成長期の結晶のような京阪の5ドア車
大阪と京都を淀川の南側の旧東海道沿いに走る鉄道「京阪電気鉄道」その保有車両の中で変わった車両がある京阪5000系である。片側の扉の数が5枚もあるのである。
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当時京阪電車は寝屋川~淀屋橋の通勤時間帯の列車の遅延に悩まされていて思い切って5扉の車両を投入しました。
この列車のすごいのはラッシュ時には5ドアでラッシュ以外の時間は2ドアは使わなくなって3扉設定になります。そして開かない2ドアの所には椅子が降りてきて3扉車両並みの座席数を確保しています。
この車両は私の小さいころから鉄道の本には度々登場して有名でした。京阪電気鉄道と言ったらテレビカーと5000系と言うような感じで、扉が増えると車両の重量が重たくなるので列車の加速が悪くなります。、当時は時間の速さも各社競いあっていたので京阪ではこの車両をアルミ合金で作ることにより、従来の車両よりも軽くすることに成功しています。中も当時としてはこだわっていて、200%近い車内で風をなるべく分散するような仕組みも見受けられます。
そんないろいろな知恵と工夫を盛り込んだ京阪5000系も登場より45年が経過して検索結果5000系車両45周年記念ヘッドマークを付けて運転しています。
5ドア車の未来はない
そんな5ドア車ですが、関東の山手線にはE231系に1両6ドア車ってのがありました。
サハE230と言うこの車両なんと片側6枚もドアがあります。こプラレールかもBトレ化も難しいだろうこの車両ですが、1編成に1両だけの実験的な意味合いもある車両です。しかしこの車両は他の車両たちと違って短命でした。なんと4年位で廃車された車両もあります。
その理由は「ホームドア」です。豊崎にあるNPO法人Homedoorとは関係ありません。ホームドアとは昔は新幹線とかでしか見かけなかったホームにある転落防止用のドアの事です。
このホームドアは駅での人の転落など落下防止には役に立っていますが、列車の扉の位置を同じ場所にしないといけません。そのために関東ではALL4ドア化が進んでおり、6ドア車は引退となった模様です。京阪では2ドアの特急も走っており、しばらくはホームドアは設置されないでしょうが、もう少し現役で頑張ってほしいです。
そんな5ドア車の中に特別に縁起がいい車両がある
そんな京阪5000系の中で5555と言う車両があります。5ドア車で車体番号が5555.縁起が良くありませんか?
どうせ5ドア車写すならこの5555を見てみたいと京阪電車を乗り彼女を待ちました。
そして無事に写すことができました。
電車に興味のない人でも5555って書かれた車両は縁起よさそうなので興味ないですか?
阪急の3333は中間車両なので縁起が良い車両は京阪のこの5555と大阪市交通局御堂筋線の1111が値打ちあると思います。
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