難波から南海電車で1時間半で高野山へ
皆さんゴールデンウィークいかがお過ごしでしたか。今年は間に平日が2日あるも大型連休になりましたね。大阪駅周辺で過ごしたり、大阪市内を自転車で走ったりしていましたが、府外にも行きました。それは高野山と今年話題の真田家と関係のある九度山町です。
この計画が浮上した時に特急こうやでいくより橋本から天空で行きたいなと思い、事前予約の電話をしてなんとか座席を確保しました。
予約した天空は橋本駅を10:32に出発して極楽橋に10:51に到着します。このレダイヤをもとに前後を組み立てました。
今回はお得な 高野山・真田九度山1dayチケット〔大阪市交通局版〕を使用
今回の旅行は途中下車や高野山に行ってからのバス乗り放題の高野山・真田九度山1dayチケットを買いました。このチケットは、大阪市交通局や京阪、阪急、阪神など出発地からの難波までの南海以外の鉄道に乗ることができます。大阪市交通局版は地下鉄、市バス、ニュートラムなどがその日乗れて2,930円。損得でいえば九度山駅行って帰るより南海電車の利用をすればお得になる計算だそうです。
まずは南海難波駅へ
高野山・真田九度山1dayチケット〔大阪市交通局版〕で御堂筋線に乗りなんばへそして南海難波駅に向かいます。
南海難波駅は阪急梅田と同じく、頭端式ホームでここ来た電車は方向を変えて元来た方向へ帰っていきます。南海難波駅は高野線(泉北高速含む)と和歌山に向かう南海本線があり多くの列車を見ることができます。
関西空港に行くラピートです。最近ジオンやピーチ、スターウォーズにラッピングされ再び人気の車両です。
こちらは特急サザン、指定席の車両と自由席の車両が連結された難波から和歌山へ向かう特急です。今は高速道路ができて四国も高速バスの時代ですが、昔はこれで和歌山まで行きそこから南海フェリーで徳島へと言う方も多かったです。
こちらは特急こうや、特急料金を払って難波~極楽橋をつなぐ高野山方面へ向かう特急です。
今回は特急には乗らず急行に乗ります。とても残念がる娘。
いよいよ出発です。
難波~橋本は急行で50分
難波から橋本は急行で50分。特急でも44分とそんなに時間は変わりません。大阪市内を走り、河内長野のあたりから山を越えて紀見峠を越えて和歌山県橋本市へ
紀見峠を越えたあたりは大阪の通勤圏、近鉄沿線の榛原や名張、阪急・能勢電の川西市の北部や神戸の三田あたりと同じバブル期迄の郊外住宅地です。駅前は近年の都心回帰指向や住民の高齢化傾向によって、全体的には衰退気味です。医療系のテナントが入っている大阪の果てと言われる地域によくある光景です。この駅はまだまだキャパを秘めておりホームは4面まで増設できる計画でしたが、おそらくは4番線は見ることが無いと思います。
そんな計画の跡を見ると胸が熱くなりますが、和歌山県で唯一の大阪への通勤圏はこの橋本だそうです。
列車はやがて橋本駅へ。
橋本駅で30分ほど時間調整を
橋本駅はJR和歌山線との接続駅です。JRのホーム来た105系全面は貫通幌が付いていたり、屋根のクーラーは分散式ですが、側面は昔の特徴が残っている素晴らしい車両です。(大阪の103系は扉横の小窓はすべて埋められてしまっています。)
橋本駅の外へ出てみました。
駅前になぜかまことちゃんの像がと思って後で調べてみると「まことちゃん」の原作者楳図かずお先生は和歌山県伊都郡高野町生まれ、奈良県五條市育ちだそうです。だからか
そしていよいよ天空の時間が迫て来ました。南海橋本駅構内にある天空のチケット交換窓口で予約しておいたチケットを交換する。
そしてホームの向こうには天空が、
いったん移動してホームに戻ってきました。
天空は外が見やすいように大きな窓や下の方がのぞける窓さらに展望スペースなども兼ね備えた2両編成。これに普通車両2両を連結して極楽橋へ登っていきます。
ホームに天空が入線いたしました。
(続く)
天空に乗って高野山へ(その2)
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