この日曜日に大正区にエイサー祭りに行ってきました。
いつも気にはなっていたけど中々行けなかった大正区のエイサー祭り、知らなかったんですが、今は2つに分かれているみたいです。今回は平尾公園で開催される「第5回 RIVER 大正エイサー祭り」に行ってきました。
ご存知の方いらっしゃると思いますが、大正区はバスの町環状線の大正駅がある『大正橋』から鶴町四丁目まではバスの本数が多いんですよ。急行バスがあったりもします。
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今回は大正橋から乗って平尾で降ります。平尾は大正区の中でも沖縄色が濃い町です。
バス停を降りて歩くと『サンクス平尾商店街』が見えてきます。
ここは沖縄の人が使う食材を手に入れることができます。ちんすこうや黒砂糖、ブルーシールのアイスクリーム、それにバヤリースのマンゴーやグァバ味など珍しい物や、なーべらーという食べるヘチマ、グルクンと呼ばれる赤い魚なんかも売っています。
ソーキそばも平尾なら太さも色々選べ沖縄から空輸されてきた麺も手に入ります。
そんなサンクス平尾のすぐそばの公園でエイサー祭りやってました。
唄と三線
前に出てきて踊り出すのが大正らしいです
そしてエイサーも
暑い中頑張って
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花より団子の食べ物もいろいろあります。
もずく天は鉄板ですね!
暑いのでオリオンと泡盛をかなり飲みました。
そしてワークショップも沖縄!段ボールのパーランクーをつくります。
うちの娘の作品です。親バカですが、上手でしょう。
そして16時からサンクス平尾で夜店が始まりました。すごい人です。
本日感動の1枚。エイサーをみて、真似する子ども。
こうして平尾のエイサー祭りは終わりました。
そして40回以上続く元祖大正のエイサー祭りが9月10日に千島公園グランドであります。
【おまけ】なぜ沖縄の人は大正区に多く集まるか
大正区は大阪市の中で沖縄出身者が最も多く、沖縄料理や島唄の店も数多くあります。なぜこの場所に集まっているのでしょうか
大正時代「ソテツ地獄」と呼ばれた恐慌が沖縄を襲い内地(本土)に出る人が多く、その頃大阪は紡績を中心とした工業の発展により深刻な労働者不足で沖縄や韓国からも多くの人が集まっていました。
その当時、大阪では「朝鮮人、琉球人、シナ人お断り」の看板が象徴するように、「外地」からの移住者は差別の対象になっていました。
特に私的所有や時間にゆるい南方的な気質の沖縄の人々は、内地に溶け込めず大正区の埋め立て地に集中して移り住みました。戦後になると沖縄がアメリカに占領されたことあり、沖縄出身者は複雑な立場になりました。その後、奄美に続き沖縄も本土返還されましたが、沖縄の人々への差別意識が薄れるのは、島唄等沖縄ソングのヒットやNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』など「沖縄ブーム」の頃までかかったようです。
上記理由より区役所の広報に『沖縄』の文字を見かけけることは少ないです。大正が沖縄の人が多く沖縄文化が色濃くあると書いている本は私はMeets Regional 2015年6月号『スゴイぞ!大正』だと思います。
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