まち歩き 歴史

八重垣大明神 @扇町公園

投稿日:2015年2月5日 更新日:


扇町公園の南端、阪神高速道路扇町ランプ(守口線専用)のすぐ横。「八重垣大明神」と呼ばれている柵で囲まれて参拝できないお宮がある。絶対にこの道通っているけど知らなかったという人多いはずです。ドラクエならLVアップして鍵を見つけてから来れば「虹のしずく」でもゲットできそうであるが、残念ながらそれは無理だと思います。
 この「八重垣大明神」の由緒は、徳川2代将軍秀忠の時代、この堀川端(扇町界隈の旧称)の荒野に、仕置き場(刑場)が設けられており、伝説によれば、当時、堀川の渡し守の息子、与八と、浪速屋の娘お糸は恋仲であったが、もう1人お糸に恋心を抱いていた、十三郎という男が、ある時、この2人の仲を恨んで斬りつけ、与八は即死、お糸も重傷を負いました。
 十三郎は捕らえられて死刑に処せられますが、お糸は恋人を亡くした悲しさからか、傷が癒えたにも関わらず、与八のあとを追って自害します。
 お糸は、余りにも不憫な己の身の上をふりかえり、「このままでは死にきれない、悪霊となっていつの世までも堀川林の恋を呪って…」と言い残して死んだといいます。
 その呪いのためか、それから70年後、八重垣姫と吉五郎の悲劇もここで繰り返されたといいます。この時の八重垣姫の霊を祀ったのが、八重垣大明神です。かつては扇町公園内にあったそうですが、阪神高速道路の建設に伴い現地に遷されましたが、なんで参拝できないのでしょうか?きっとそうに違いない。

名称:八重垣大明神

〒530-0025 大阪府大阪市北区扇町1丁目1

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平井 裕三(管理人)
どんな時でも楽しく人生の達人(Master of Life )を目指し、かまやつひろしの「どうにかなるさ」を口ずさむ40代のおっさん。 個人の活動はMaster of Life』で発信中。上の名前をクリックするとjumpします。

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