貝は水の生き物の浄化役で有名ですが、その能力から毒素の強い渦鞭毛層など有毒プランクトンが多い時期は毒素が濃縮して貝毒になります。この貝は煮ても焼いても毒素が消えないために食用には注意です。過去に浜名湖アサリ貝毒事件と言う事例があります。
大阪でも淀川にもヤマトシジミ (Corbicula Japonica)は生息していてなにわのべっこうしじみの名で親しまれています。中津川は水面に降りるのは容易ではありませんが、対岸の淀川区側は降りやすくしじみを採集している方も多いですがこの時期は注意してください。
【安全性の確認】
貝毒の検査結果が3週連続して規制値を下回っていた場合、大阪府が安全宣言を行います。
なお、安全宣言は貝の種類ごとに行います
※平成28年4月26日に採取された天然シジミについては、麻痺性貝毒は検出されていませんが、安全性が確認されるまでの間、引き続き、淀川に生息しているシジミを採取して、食べないようお願いします。
※次週の検査結果は、平成28年5月2日に判明する予定です。
食べるにはもう少しかかりそうです。この連休中にシジミ採りはお控えになった方がよろしいかと思います。
淀川下流部で採取されたシジミについては、5/2の検査結果を含め3週連続で国の定める規制値(4マウスユニット/g)を下回り、安全性が確認されましたので(※)、規制を解除いたします。