本日枚方にある国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所で淀川左岸水防団の5年以内に入団した団員対象の訓練がありました。
訓練は平日に多いのに今年から?日曜日にあるので参加してきました。
帽子が小さくて今回こそ変えてもらおうと思いながら、、、
訓練場所の枚方へ
10時から訓練が始まります。
今日は基本中の基本積土のう工のやり方です。土のうを作り
積みます。積むといっても、適当に積むわけではありません。川上から川下へ向けて計算して崩れにくいように積みます。土嚢袋の縫い目も川でない方に向けるなどできるだけリスクを減らします。
土をまいて平らにし、上に土のうを積んでも崩れにくくまら、隙間から水の侵入をしにくくします。
降雨による雨量の増水や高潮による水位にの増水では土のうはとても有効な対策方法です。堤防が決壊するのと、しないのとでは天国と地獄です。
たこつちといわれる呼ばれる道具で平たくします。
今日の一番感動したのはこれ、シャベルの柄をこういう風に使うことで杭を打つ時に手を怪我することが防げます。
3段ですが、上手にできました!
水防団は河川の水位の増水時に堤防から水が決壊しないように迅速に対応する地元に住む住民による自警組織です。地方自治法に定められた特別地方公共団体です。非常勤の公務員になれます。
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そして手当もでます。ここが他の地域活動とは違うところです。訓練と有事の時の出動があり高潮、津波等注意報・警報が発令された時や震度4以上の地震が発生した時。また、水防法により知事から緊急出動の指示を受けた時などです。
そして水防訓練や洪水など水防作業に従事すれば出務手当、作業手当などが支給されます。
現在大阪市北区でも水防団員を募集中です。
特に女性の団員を募集中だそうです。今日の訓練も女性団員が活躍されていました。
女なんかが土のう運べるかと昔なら揶揄されていたかもしれませんが、有事が起こるのは昼間な可能性もあるわけで思い土のうは運べないけど、土のうの作り方や積み方が知ってる方が地域にいてると教えることができます。これは男の年取った年配者でもそうです。やり方がわかる人が必要なのです。
このように地域の方が少しずつ力を合わせることで大災害を未然に防いだり、被害を少なくしたりすることができます。
そして今は一昔のように絶対に参加しないとだめだとか言われることはありません。担い手不足もあり、仕事や家庭の時間に無理のない程度の参加でも構わないようになっています。
この記事を読まれて興味がある方は是非北区役所地域課(06-6313-9734)まで電話してみてください。
みんな有事の時に参加できるかどうかわからないので、多くの方の参加が必要なのです。
いやぁ今日は久々にいい記事を書いた、と思います。
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