全国に数ある天満宮のいくつかでは年明け1回目の天神さんの日。1月25日に「鷽替え(うそかえ)」をする神社がある。
鷽替え(うそかえ)とは
道真公が無実の罪で大宰府に左遷され、任地に到着された翌年1月7日、神事をされている時に、寒中なのに無数の蜂が襲来して参拝者を悩ましました。そこに一群のうそ鳥が飛来し、蜂を食い尽くして人々を救いました。
このことから、当宮では毎年1月25日の初天神の日に、身替災難除けとして「うそかえ祭」を行ます。
鷽替え(うそかえ)やり方。
- 列にお並びください。
- 時間になりましたら、順番にお配りいたします。
- 配られましたら、「替えましょう、替えましょう」と言ってどんどん交換してください。(30分くらい)
- 太鼓の合図で、袋を開封してください。
大体どこもこんな感じです。北区の大阪天満宮でも行われるが木でなくて紙ですが、大阪では道明寺天満宮(大阪府藤井寺市)では、神職が1年がかりで奉製した手彫りの「うそ鳥」です。しかも当たりの金なら18金製のうそ鳥、銀なら純銀製のうそ鳥と言う気合いの入りよう。
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大阪天満宮は24日・25日の両方開催されるようです。
大阪天満宮の鷽替え(うそかえ)の世数
13時前になりましたら本殿横に列ができます。ここに並びます。
鷽替え(うそかえ)の説明をうけます。
13時になると太鼓の音とともに本殿前移動します。
紙製のうそのお守りをもらいます。
「替えましょう、替えましょう、うそをまことに替えましょう」と言いながらみんなでお守りを替えまくる。
10分経過、ひたすら替えまくる。
まだまだ替えます。
そして太鼓の音が鳴りやむと自分の持ってるお守りをあけます。
大当たりなら「金うそ」あたりなら「銀うそ」、その次に「木うそ」と書かれています。書かれているとそれぞれのうそに交換してもらえます。何も書かれてないと、この紙製のうそが御守りになります。
残念ながら私ははずれでした・・・また来年も参加できるといいなぁ。
このお祭りのすごいところはみんなが他人なのに同じ目的に向けてミッションを完遂するところ。ひたすら近くの人に顔を合わせ「替えましょう」と言いながら交換していく行為を約30分するのです。この光景はある意味すごいです。人はお互いを知らなくても何かの目的のためには力を合わせてできることもあるのだなと言うことを今日学びました。
イベント名:うそかえ
場所:大阪天満宮
住所:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
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