うめきた再開発で地下に潜る梅田貨物線。中津でも工事が始まっていて1個だけ記事にしました。
そして少しずつ工事が進んでますが、11月2日に朝日新聞が記事にしてくださいました。
1面の予告には「うめきた 巨大開発の影」です。
なんか明るい話題ではなさそうなんですが、記事はこんな感じです。
タイトル「巨大開発 私たちの道は」
貨物線地下後の中津が記事になっています。中津には整肢学院という障がいの方が通う学校があって地下鉄中津駅からは、今は勾配なく来る登校できるが、地下化するとちょうどこのあたりが地下に潜る地点になるので線路を潜る通路が撤去される予定でした。
しかしそれでは障がいをもった方が迂回しなければならなくなり、問題が発生そして代替案としてスロープを含む陸橋が作られる予定に。車椅子の方が多く通う地点にスロープとはいかがなものかというのがこの記事の内容です。
この問題は専門的な表現で「合理的配慮」といいます。
「合理的配慮」とは、「障害者が他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。」 と定義されています。
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2016年4月1日に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称、「障害者差別解消法」)により、行政機関や事業者には、障害のある人に対する合理的配慮を可能な限り提供することが求められるようになりました。
その中には肢体不自由な方が移動できない場所にスロープやエレベーターを設置するというのがあります。そしてこのスロープが、今回は高さと勾配があるために学校に通う生徒が一人でこの坂を登れない、後ろを押す介護者の方がスロープを登りきれないとなると合理的配慮に欠ける代替案になるとおもいますが、これが合理的配慮に欠けるか否かと点が私にはわかりません。
この問題はいろいろと私たちに考える機会を与えてくれます。人って立場によって立ち位置が変わります。私はこの学校の近くに住んでいるものとして他の人がどう思っているのか知りたいと思いました。そして自分自身なんとなく過去に説明があってそうなることになったからと言ってそうなるのではなくきちんと説明を受けて納得する形で話が進んでほしいと思います。


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